わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

2023-01-01から1年間の記事一覧

旅の出発日を決められなくて

「世界一周して、旅行記を書く」 という目標に向かって、ぼんやりと前に進もうとしているこの頃。 とりあえず、だいたいの旅費を見積もることにした。 まずは、世界一周航空券から。 周遊ルートは、大阪 → タイ → トルコ → モロッコ → イギリス → アメリカ(…

すべては深夜特急からはじまった

きっかけは、「深夜特急」だった。 「深夜特急」は、26歳だった沢木耕太郎が、約1年かけて、香港からユーラシア大陸を横断し、ロンドンをめざした旅行記だ。1974年のことである。 本書には、著者が異国をほっつき歩く様子が、臨場感たっぷりに描かれている。…

99万円でサクッと世界一周できないか

20代の頃から、世界一周し、旅行記を書いて本を出したいという夢がある。バックパッカーのバイブル「深夜特急」を読んだ影響だった。 しかし、当時、会社員だった私は仕事を辞める勇気がなく、月日は流れて、とうとう40歳に・・・。 心理学者ユングによると…

日本人ではいられない!心を鬼にしたアジア旅行

開けていいわけないだろう!! ネパールのトリブバン国際空港で、X線荷物検査にひっかかってしまった。 男性職員がスーツケースを開けて、何かを探し始める。風呂敷できれいに包んである衣類をぐちゃぐちゃにし、ポーチを開けて中身を見る・・・。何を探し出…

人生で一番ワクワクしたロンドンひとり旅

これまで22ヶ国を訪れてきた中で、最も印象深い旅先はどこかと聞かれたら、ロンドンと答えるだろう。 2004年、大学4年生の秋だった。 「自分には、大学生活中に誇れるような実績が何もない」 と、いじいじしていた私は、何か大きなことに挑戦しようと思い、…

海辺の食堂で味わう「孤独のグルメ」

のれんをくぐって店に入ると、「わぁ!これだ!」とうれしくなってしまった。 店内には、テーブル席が3つと、3人くらいが座れるカウンターがあるだけ。人の良さそうなおじいさんが、ニコニコしながら迎えてくれた。昔からあるこぢんまりとした安食堂の雰囲気…

ベトナムは手ごわい

ちゃんとお釣りをください(泣) ハノイを訪れた時だった。街をブラブラしていたら、道端で売られている小さな丸いドーナツに目が留まった。味見させてくれると言うので、試食したら、ベトナム人のお姉さんの目がキラリと光った。 「お姉さん、きれい!」「1…

幸せの国ブータンで味わう地獄の時間

「途中、チェレラ峠で休憩しますが、トイレはありません。緊急の場合は、青空トイレになります」 おいおい、片道3時間もかかるというのに、トイレが一切ないなんて、どうしてくれるんだ。私の膀胱の弱さを知っているのか? ブータンへ6泊7日の旅行に来ていた…

こんな世界があったとは・・・昼下がりのジャズ

確か、この辺だったはず・・・。あった! 「SONE」 重厚感のあるドアを押して店内に入ると、そこには、グレーのポロシャツにチノパン姿の男性スタッフが立っていた。 「おひとりですか?1000円ちょうだいしております」 SONEは、神戸にある1969年創業のジャ…

お姉さんの顔をずっと忘れない中国・コロンス島の旅

「没有(ありません)。売り切れました」 おかしいなぁ、まだ朝9時半なのに。 福建省・厦門市にあるフェリーターミナルで、世界文化遺産に登録されている「コロンス島」行きのチケットを買おうとしていた。 トリップアドバイザーに「外国人には売ってくれな…

シンガポールで食べたオムライスは精神安定剤

昔、シンガポールに住んでいた時に、日本が恋しくなると「マ・メゾン」という日式洋食屋に時々行った。びっくりドンキーをもっと洗練させたような雰囲気で、カウンター席にひとり腰かけて、いつも「OMU-RICE(オムライス)」を注文した。 シンガポール人が作…

旅の通過儀式?アジアで病院送り

飲み物にも注意!カンボジアで病院送り カンボジアのシェムリアップへ行った時のこと。滞在3日目くらいに、なんだか体が急にだるくなった。カフェに入ってこまめに休憩しないと、歩けない。お腹の調子も悪くなり、いよいよひどい下痢に見舞われた。トイレに…

なぜこんなところに?ラオスの悲劇

ラオスのルアンパバーンで泊まった宿には、なぜかベッドの横に湯船が置かれていた。シャワーは別の空間に、トイレと共に設置されている。 なぜこんな所に湯船を置かなければならなかったのかは分からないけれど、お湯もきちんと出るし、排水もされるので問題…

もっと近代化しようや・・・ギリシャ旅行の驚き

普段はアジアをひとり旅することが多いのだけれど、2011年に珍しくギリシャに行った。しかも、当時、まだ結婚していなかった旦那との2人旅で。しかしギリシャでは、いろんなことに面食らってしまった。 まず、パルテノン神殿は文句なしに美しい。しかも、パ…

「カミーノ!女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅」を読んで

「9年連れ添ったイギリス人夫から離婚を切り出され、仕事も失い、スペイン巡礼の傷心旅行に出た」 という本の紹介文に惹かれて、図書館で借りて来た。 スペイン北西部にある大聖堂「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」をめざして、約900km歩く巡礼「カミ―ノ…

2人旅にサヨナラしたベトナム旅行

バックパッカーのバイブル「深夜特急」を読んで、無性にアジアへ行きたくなった私は、友人と人生初のタイ・ベトナム旅行を企てた。 タイでは、アユタヤの遺跡を見学して象に乗り、ベトナムでは、美食を堪能し市場でぼったくられた。楽しいのは楽しいのだが、…

予約がありません!?トホホの香港ひとり旅

「お客様の予約はございませんが・・・」 そんなことはないだろう。手元に予約票がきちんとあるのだから。 日曜日の夕方、2泊3日の香港旅行を終えて、関空行きのフライトチェックインをしようとしていた時だった。 「明日の便に予約されているようですが・・…

「いつか台湾暮らし」のひそかな夢に照らされて

約6年間、中国語を勉強しているにも関わらず、今回の台湾旅行では惨敗だった。 コンビニやパン屋のレジで、店員さんが私に質問するのだが、何を聞かれているのか分からない。オタオタとするばかりで、何も返答できずに、優しい台湾人の店員さんたちを無視し…

おったまげたよ、台湾!

今回の台湾旅行は、まるで日本を旅しているかのように、一切ストレスを感じなかった。人は優しいし、食べ物はおいしいし、公共マナーも良い。 しかし、そんな中でも驚いたことがあったので、ここに記録しておきたい。 台湾人女性はそういう主義なの?! 道を…

6/23(金) 充電満タン!ありがとう台湾!

とうとう帰国する日になってしまった。 昨日、占いに行ってから元気を取り戻した私は、この3日間、ろくに出かけもせずに、ホテルでぐうたらしていたことを急に後悔した。しかし、もう遅い…。 チェックアウトまで、まだ時間がある。「あぁ…もうちょっと台湾に…

6/22(木) 台湾の占い師に呼ばれて

「あなたは自由人。自由人は、充電が必要なの。この旅もそう」 あぁ、そうだったのか。私は台湾に充電しに来たんだ。だから、何もしたくなかった。いや、何もしないということをしたかったのだ。 今朝は、いよいよ、出かけるの憂うつ病がひどくなり(旅行に来…

6/21(水) 中医学・足裏・謎の麺!ぐうたら過ごす台湾

ここ最近、なんだか気力がなく、何をするにも億劫に感じるので、中医学の先生に診てもらうことにした。台湾旅行も、若干、面倒くさいなあ〜と思いながら来たのだ。 気温33度の中、汗を吹き出しながら、15分以上も歩いて漢方屋さん「生元薬行」に到着。ラッキ…

6/20(火) ノープラン上等!とつぜん台湾の旅

3日前に「よし、台湾へ行こう!」と思い立ち、飛行機とホテルを予約して、あれよあれよという間に台北に来てしまった。 フライトは約3時間と近いのだけど、思いのほか疲れてしまった。一番エネルギーを吸い取られたのは、日本の朝の通勤電車。普段、人が多い…

うさぎ島に来るには疲れすぎている

突然、思い立って、広島にある「大久野島」に来た。 ここは、600羽以上の野うさぎがいる「うさぎ島」とも呼ばれていて、外国人にも人気の観光スポットらしい。戦時中は、極秘で毒ガスを生産していたため、地図から消された過去を持つ。 新幹線に乗り、フェリ…

沖縄マジックよ、とけないで

店に入ると、狭い店内は人でいっぱいだった。 おじいさんが沖縄三味線を弾き語っていて、お客さんたちは手拍子でノリノリだ。今日は貸し切りなのだろうか。席がないと言って店を出ようとする私たちを見て、弾き語りのおじいさんが言った。 「そこ、空いてる…

ひとりニュージーランドに旅立つ奥様は

ハネムーンとして、約5年間、世界一周しながら109ヶ国を訪れていたYoutuber夫婦。最新の動画をチェックしたら、なんと「お別れ」の文字が!!一体何があったのだろう・・・。 まず、離婚ではなく別居のようです(ホッ・・・)。言い出したのは奥様の方で、世…

自分の機嫌は自分でとる、おばあさんに憧れて

最近、毎朝、NHK-Worldの「Through the kitchen window(台所の窓から)」という15分間の動画を観る習慣ができた。 素朴ながら満ち足りた暮らしを送っている(ように私には見える)日本人たちが、食を通して、彼女たちなりの人生のレシピを教えてくれる。朝…

私たちの”安心・安全なばしょ”はどこにある?

誰かさんがコロナに感染したおかげで、GWの欧州旅行はすっかりキャンセルになってしまった(はぁ・・・)。代わりに、今週は映画鑑賞に励むことにした。 今日、観たのは「アダマン号に乗って」というフランス映画。 longride.jp セーヌ川に浮かんだ船「アダ…

ミッフィーは孤食の寂しさを和らげたか?

孤食の寂しさを和らげるために注文した特大ミッフィーが、我が家にやって来た。 思っていたよりも小ぶりで、そのままイスに座らせると、顔がテーブルに隠れてよく見えない。イスの上にふかふかのクッションを敷いて、その上に座らせることにした。 さて、い…

ぼっち飯を寂しく感じさせるものの正体

旦那の帰りはだいたい遅いので、私はたいてい自宅でぼっち飯。 もう慣れっこなので、気楽に好きなものを食べたり飲んだりして楽しんでいるつもりだった。 今日は、もも肉300g1枚を豪快に焼いて、ローズマリーだか何だかのハーブと塩が入ったイタリアンソルト…