わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人生で一番ワクワクしたロンドンひとり旅

これまで22ヶ国を訪れてきた中で、最も印象深い旅先はどこかと聞かれたら、ロンドンと答えるだろう。 2004年、大学4年生の秋だった。 「自分には、大学生活中に誇れるような実績が何もない」 と、いじいじしていた私は、何か大きなことに挑戦しようと思い、…

海辺の食堂で味わう「孤独のグルメ」

のれんをくぐって店に入ると、「わぁ!これだ!」とうれしくなってしまった。 店内には、テーブル席が3つと、3人くらいが座れるカウンターがあるだけ。人の良さそうなおじいさんが、ニコニコしながら迎えてくれた。昔からあるこぢんまりとした安食堂の雰囲気…

ベトナムは手ごわい

ちゃんとお釣りをください(泣) ハノイを訪れた時だった。街をブラブラしていたら、道端で売られている小さな丸いドーナツに目が留まった。味見させてくれると言うので、試食したら、ベトナム人のお姉さんの目がキラリと光った。 「お姉さん、きれい!」「1…

幸せの国ブータンで味わう地獄の時間

「途中、チェレラ峠で休憩しますが、トイレはありません。緊急の場合は、青空トイレになります」 おいおい、片道3時間もかかるというのに、トイレが一切ないなんて、どうしてくれるんだ。私の膀胱の弱さを知っているのか? ブータンへ6泊7日の旅行に来ていた…

こんな世界があったとは・・・昼下がりのジャズ

確か、この辺だったはず・・・。あった! 「SONE」 重厚感のあるドアを押して店内に入ると、そこには、グレーのポロシャツにチノパン姿の男性スタッフが立っていた。 「おひとりですか?1000円ちょうだいしております」 SONEは、神戸にある1969年創業のジャ…

お姉さんの顔をずっと忘れない中国・コロンス島の旅

「没有(ありません)。売り切れました」 おかしいなぁ、まだ朝9時半なのに。 福建省・厦門市にあるフェリーターミナルで、世界文化遺産に登録されている「コロンス島」行きのチケットを買おうとしていた。 トリップアドバイザーに「外国人には売ってくれな…

シンガポールで食べたオムライスは精神安定剤

昔、シンガポールに住んでいた時に、日本が恋しくなると「マ・メゾン」という日式洋食屋に時々行った。びっくりドンキーをもっと洗練させたような雰囲気で、カウンター席にひとり腰かけて、いつも「OMU-RICE(オムライス)」を注文した。 シンガポール人が作…

旅の通過儀式?アジアで病院送り

飲み物にも注意!カンボジアで病院送り カンボジアのシェムリアップへ行った時のこと。滞在3日目くらいに、なんだか体が急にだるくなった。カフェに入ってこまめに休憩しないと、歩けない。お腹の調子も悪くなり、いよいよひどい下痢に見舞われた。トイレに…

なぜこんなところに?ラオスの悲劇

ラオスのルアンパバーンで泊まった宿には、なぜかベッドの横に湯船が置かれていた。シャワーは別の空間に、トイレと共に設置されている。 なぜこんな所に湯船を置かなければならなかったのかは分からないけれど、お湯もきちんと出るし、排水もされるので問題…

もっと近代化しようや・・・ギリシャ旅行の驚き

普段はアジアをひとり旅することが多いのだけれど、2011年に珍しくギリシャに行った。しかも、当時、まだ結婚していなかった旦那との2人旅で。しかしギリシャでは、いろんなことに面食らってしまった。 まず、パルテノン神殿は文句なしに美しい。しかも、パ…

「カミーノ!女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅」を読んで

「9年連れ添ったイギリス人夫から離婚を切り出され、仕事も失い、スペイン巡礼の傷心旅行に出た」 という本の紹介文に惹かれて、図書館で借りて来た。 スペイン北西部にある大聖堂「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」をめざして、約900km歩く巡礼「カミ―ノ…

2人旅にサヨナラしたベトナム旅行

バックパッカーのバイブル「深夜特急」を読んで、無性にアジアへ行きたくなった私は、友人と人生初のタイ・ベトナム旅行を企てた。 タイでは、アユタヤの遺跡を見学して象に乗り、ベトナムでは、美食を堪能し市場でぼったくられた。楽しいのは楽しいのだが、…

予約がありません!?トホホの香港ひとり旅

「お客様の予約はございませんが・・・」 そんなことはないだろう。手元に予約票がきちんとあるのだから。 日曜日の夕方、2泊3日の香港旅行を終えて、関空行きのフライトチェックインをしようとしていた時だった。 「明日の便に予約されているようですが・・…