「これやるの、めんどくさいわーーー！！！」と、思うことはありませんか。
私は、洗濯物を干すとき、ご飯を作るとき、中国語の単語を覚えるときなど、生活のありとあらゆる場面にあります。
めんどくさくて、嫌々作った料理はもちろんおいしくないし、嫌々干した洗濯物はそのように乾く。何よりイライラして、精神衛生上とても良くない。めんどくさいと思わずに済む方法がないのかね？と思っていたら「めんどくさいがなくなる本（鶴田豊和著）」という素晴らしいものを発見。さっそく図書館で借りて来た。
「めんどくさいわーーー！！！」から解放される方法はいくつかあるが、まず1つだけ試してみることに。「～しなければならない」と言うのをやめて、「～したい」もしくは「～しよう」と言うと良いのだそう。人は「～しなければならない」と思うと、めんどくさくなるらしい。でも「～したい」と思うことなら苦にならないのだとか。
これくらいならできるかなと思っていたら、意外と難しい。
「今日は天気がいいなぁ。後で散歩に行って、ちょっと歩かないと・・・じゃなくて、歩こう」
「あれ？パンがない！朝はパンじゃないと・・・ではなく、朝はパンを食べたい！」
「あぁ、図書館に本を返さないと・・・おっと、返すか」
（私の生活は、やらないといけないことだらけだったんだな・・・）
そりゃ、しんどいはずだ。
ついでにネガティブな発言もやめて、ポジティブなことだけを言ってみることにした。
「なんや思ったよりもパンチのない鍋のスープやな・・・じゃなくて、マイルドでおいしい」
「前の車～はよ行かんかい！じゃなかった。ゆっくり行ったらえぇのよ」
「何？！肉を買うのを忘れたやと？！いや、いいのよ。後で買いに行くから」
「～しなければならない」と言うことと、ネガティブな発言をやめてみて感じたのは、なんだか心が軽いということだった。恐らく、イラついたり怒ったりする負の感情に支配されるのを、阻止できたからだと思われる。あと、攻撃的にならないので、心にゆとりができる。
前向きな発言をするだけで、こんなに気分が違うなんて。習慣になるまで、頑張って続けないと・・・じゃなくて、ぜひ続けたい！
