わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

12/11(日)3年ぶりにシンガポールへ!~色づくこれからの私の生活編~

3泊4日の滞在は瞬く間に終わり、日本へ帰国する日がやってきてしまった。

それでも、3年ぶりにシンガポールを訪れて、気づいたことは山のようにあったので、ここに備忘録として残しておきたい。

日本の生活、楽しんでる?

まず、私は日本で、なんて色彩の欠いた、つまらない生活を送っているのだろうと思った。

シンガポールにいる間は、さまざまな場所へ行き、いろんな年代や職業の人たちと楽しく話した。食事の回数が限られているので、慎重に食べたいものを選び、シンガポール、中華、南インド、マレーなど、バラエティ豊かな国の料理を堪能した。

それに比べて、私の今の日本の生活はどうか。これと真逆だ。

人に会って楽しく話すこともなければ、おしゃれなカフェへ行くことも滅多にない。作るのが面倒だからと決まったメニューを毎回作っていて、ごはんが特別においしいということもない。四六時中、これから仕事をどうしていくかや、将来の不安ばかりを考えていて、楽しいことが1日の中に少なすぎる!

シンガポールで色鮮やかに過ごしたように、日本の生活にも彩りを与えようと思った。具体的には、もっと人と会って刺激を得たり、自分を心地よくする場所へ行ったり、おいしいものを食べて小さな幸せを感じたり。仕事をどうしようと悩むよりも、面白そうなことにもっと挑戦したい。

国際感覚、維持できてる?

自分を自分足らしめている要素の1つに、国籍を問わず、人と交流できる力というのがあった。シンガポールに住んでいた頃は、

「お茶しない?」「いいよ、いつにする?」

「ごはん行こう!」「OK」

のように、気軽にいろんな国の人と出かけたものだった。そういう感覚が、随分、薄れてきているような気がした。日本にいると、外国人や異文化に触れる機会が少なくなり、無意識に、いろんなことに対して、オープンじゃなくなってきたのかもしれない。

もっと異文化に触れる機会を作って、外の世界に目を向けよう。その方が人生が楽しくなる。たとえば、食べるのが好きなのだから、パッとしない日本食ばかり作っていないで、たまには異国のおいしい料理を作ってみるとか、異国料理を食べに行くとか。外国人ともっと交流したいなら、そういうグループを見つけるとかイベントに足を運んでみるとか、海外に暮らす外国人とだって、ネットを介して交流できるはずだ。海外のニュースにも、もっと目を向けたい。

外国人の友人と、コーヒー片手に、何時間も話せる語学力がちゃんとある?

昔、なぜ外国人と難なく交流ができていたのかというと、英語で深い話をしたり、議論を戦わせたりすることができたからだ。

が、今回、シンガポールで旧友と話している時に、昔ほどスムーズに英語が話せないことに気が付いた。また、自分の言いたいことを詳細に表現することができないので、どうしても雑多な受け答えになり、会話の中身がなくなる。そうなってくると、人と交流を深めることは難しい。話のつまらない人と、時間を一緒に過ごしたいとは思わないからだ。

私にとって、外国人と話してお互いを理解し合ったり、刺激や示唆を与えあったりして心の通った交流をすることは、人生の中で重要な意味を持つ。

自分の人生の意味を損なわないように、語学力を磨く努力をしよう。自分の中の英語と中国語モードを常にONにしておきたい。「さぁ、今から外国語使うぞ!」と気合を入れることなく、スッと外国語を自然に話せる感覚を常に持っていられるように、環境を工夫したい。

とは言っても、人間、すぐに忘れる生き物です。感じたことをすぐに思い出せるように、シンガポールで撮った写真を飾っておくことにした。

今回のシンガポール訪問のおかげで、来年は、いや、今日から、日本の生活が少しずつ色づいていくのを感じる!

ありがとう、シンガポール。またすぐに行きますね。