先週の水曜日にタイから帰国して、はや1週間。私は胃腸炎とまだ戦っている。激しい下痢は治まったものの、37.2度くらいの微熱がずっと続く。時々、頭全体にガンガン響くような頭痛に襲われる。おかゆやうどんなどを食べていたせいか、エネルギーが出なくて、午後はだいたいベッドで寝て過ごす日々・・・。私、感染してませんよね？？
ちょっとタイへ1週間行った程度で、このありさまとはシンジラレナイ！！2年半前に中国を旅した時なんて「静岡→上海→思芽→丽江→シャングリラ→上海→静岡」を1週間くらいで移動したというのに。まぁ、あの時もたいがいきつくて、そのストレスからか突然、女子の日が来たが・・・。
今回のタイ旅行を終えて、今後の旅の在り方を考えるいい機会になった。まず、加齢とともに確実に体力が落ちていくので、日本から遠い場所へ早めに行った方がいいと思った。近距離のアジアは、歳を取っても比較的旅行しやすいが、飛行機に10時間以上乗らねばならない中東、ヨーロッパ、アメリカ大陸などは、移動だけでも相当疲れるはず。
それから、1年くらいかけて世界一周してみたいと思っていたが、そのスタイルはもうしんどいかもしれない。来年で私は40歳だ。若者がするような、タフな旅行はしたくない。宿や食事など、必要なものにはお金をきちんとかけたい。「毎日が観光」というよりも、日本でしている生活を海外でもそのまま送りながら、時々、観光地を訪れられたらいい。旅行者と定住者の中間のような存在で、その土地に自由気ままに暮らしたいのかもしれない。
たとえば、日本で完全在宅の仕事を始める。そして、ある日からは南フランスで暮らしながら、日本でしている仕事をそのまま続ける。衣食住だけフランス式に変える。週末にモンサンミッシェルやルーブル美術館などへ行く。1ヵ月くらいしたら、スペインに移動する。日中は仕事をして、夜はタパスを食べながらワインで一杯やる・・・。これ、どうだろう？
短期間にお金をたくさん稼いで、1年くらいで一気にいろんな国を回って観光するよりも、お金を稼ぎながら、ゆるーくいろんな国を暮らすように旅できないだろうか。「世界一周を果たしたから目標達成！」ではなく、ずっと旅のある人生であってほしい。
そんな妄想をしていると、なんだかまた眠くなってきた・・・。一体いつ本調子に戻るのやら。来週からは、肉体労働が待っているというのに（汗）。この肉体労働については、またの機会に。
