わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

もはや神レベル!フィリピン人フォトグラファーの写真クラスが楽しすぎた

毎週月曜日は、英語で写真クラスの日。今日も先生に写真を送って、講評してもらう。

「1枚目の写真の方が屋根が入っているので、お寺ということがわかっていいですね。人や猫などが歩いていると、もっといいと思います」。あぁ、やっぱり場所が分かる方がいいんだ。奥に見える景色が小さくなっても。

f:id:Nisshi:20211101190329j:plain

 

f:id:Nisshi:20211026181501j:plain

「これは何の虫ですか?え?バッタ?私が知っているバッタとは少し違いますね」。フィリピンのバッタと日本のバッタはどう違うんだろう。「上に乗っているのは子供ですか?写真にストーリーがあっていいです。しいて言うなら、左上の影がないといいですね。葉っぱの下に影ができるのは自然ですが、左上の影は不自然ですね」。すみません、それは私の影です・・・。

f:id:Nisshi:20211101190530j:plain

「私はこの写真が一番好きですね。ラインがあるし、ライティングがとてもいいです。もし人が歩いていると、もっといいと思います」。おっしゃる通りです。私ひとりしかいなかったものですから。

f:id:Nisshi:20211101190751j:plain

問題はこの写真だった。山頂から広々とした景色が見られることを伝えたかったのだが、どこをどう切り取ればいいのかわからなかった。先生は言う。「ランドスケープの写真は、メインサブジェクトがあるといいです。タワーとか山とか、電車とか。あと、この手前の木が邪魔ですね。これがない方がいい」。

f:id:Nisshi:20211101190924j:plain

授業の後でちょっと切り取ってみたんだけど、これはどうでしょうかね。山を主題にしてみました。畑から上がっている煙で、少しは写真に動きが出たかな?

f:id:Nisshi:20211101191449j:plain

最後に先生から宿題が出された。「構図に大きな問題はないので、次はホワイトバランスを使ってみてください」。ホワイトバランスの調整の仕方も、シンガポールの写真の学校で習ったが全て忘れた。「次回のレッスンは、ホワイトバランスとISOについて教えます」。先生は授業の後に、ホワイトバランスの調整の仕方のリンクをわざわざ送ってくれた(涙)。なんと親切な先生なのだろう。

lonewolfonline.net

この先生は写真の神様だ!私が撮った写真のどこがいいのかを具体的に褒めてくれるし、どこをどう直せばもっとよくなるのかも的確に教えてくれる。彼の授業を受けるたびに、新しいことを学ぶことができてとても楽しい!しかも、毎回、何か課題を与えてくれるので、挑戦しがいがある。

もしこの先生と巡り合っていなかったら、こんなに写真熱はよみがえらなかったと思う。この出会いは偶然なのか必然なのか。いづれにせよ「写真の腕を磨け」と神様に言われている気がする。