「本が好き」「読んだ本を共有したい」「誰かと話したい」という人は、読書会に参加してみてはいかがでしょうか。
読書会は、本を紹介し合う交流の場。
本が好きという共通点があるので、年代や職業などに関係なく、本やそれに関連する話が自然にできて打ち解けやすいんです。
それに、人に紹介されなければ知りえなかったような、面白い本に出合えるのもうれしい。
今回は、とある読書会に初めて参加してみました!
「読書メーター」で読書会のコミュニティを発見
この読書会を知ったのは「読書メーター」というウェブサイト(アプリもある)。「つながる」というタブを選択し「コミュニティ」をクリックすれば、いろんなタイプのコミュニティが出てきます。
私は、ネット上だけでやり取りするのではなく、対面の読書会があるコミュニティに参加。さっそく読書会に申し込みました。別の読書会には参加したことがあるけれど、肌に合わないこともあるので、こればっかりは実際に行ってみないと分からないのです・・・。
参加者は4人。マクドで開催されたとっても和やかな読書会!
時刻は19時半。ちょっとドキドキしながら指定のマクドへ行くと、目印の本が積まれたテーブルを発見!無事、読書会の開催者さんとお会いできました。
40代くらいの穏やかな雰囲気の開催者さんが、笑顔で迎えてくださって安心(涙)。しばらくすると、20代、30代と思われる女性も合流し、なごやかに読書会がスタートしました。
まずは、簡単に自己紹介。といっても、読書メーターで使っているハンドルネームとどんな本が好きなのかを話すくらいで、誰も職業や年齢などは公開しませんでした。
そして、1人ずつ持って来た本を紹介することに。どんな話で、どんなところが面白かったかなど、紹介の仕方は自由。ちなみに、この読書会では、マンガはOKだけれど、セミナーの勧誘などを防ぐため、自己啓発本はNGにしているのだそう。
エッセイや旅行記、ノンフィクション、絵本など、いろんな本が紹介されてとっても興味深い!人から直接紹介されると「へぇ、読んでみようかな」と思えるのが不思議です。
特に、私が印象的だったのは、絵本。「友達は数ではなく質が重要」「困ったときはお互いさま」といった、生きて行く上で大切なことがシンプルに描かれていて、ハッとすることが多かったです。
ふわっと集まり、さぁ~と帰っていくゆるい集まり
だいたい1時間くらいの開催らしく、今回は21時でお開きに。
「じゃあ、また~」
と、あっさりと皆さん帰って行かれました。
こぢんまりとした人数も、適度にガヤガヤした場所も、時間の長さもちょうどよく、何より「性別や年代、職業に関係なく、誰でも参加していいんだよ」「ルールさえ守れば、どんな本をどんなふうに紹介してもOK」といったゆるさがとても良かった。
いろんな本を読んで、これから毎月1回くらい参加したいなぁと感じました。
本を起点に人と楽しく話ができて、なんだか心がホクホクする読書会。
皆さんも、読書会に足を運んで、いろんな人の世界に触れてみてはいかがでしょうか。