ワインが好きと言うと「おしゃれ～」「セレブ～」などという、謎の反応が返ってくることがあるのだけれど、セブンイレブンで、まぁまぁおいしい「ヨセミテロード」というワインが283円で買えます。あと、コンビニやドラッグストアに「アルパカ」という安くておいしいチリワインもあるので、私のような平民でも楽しめるのです。
昔は、ワインが苦手だった。が、ひょんなことから、とあるワインの専門商社が取り扱っていた赤ワインを飲んだところ「ワインってこんなにおいしかったの！？」と驚き、そこから一気にワインが好きになった。私は単に、自分の好みに合ったワインを飲んでいなかっただけなのだ。
そこで、美味しいワインを選べるように、かる～くワインの本を読んでみることにした。島耕作の著者が書いたマンガ仕立てのワイン本は、分かりやすくて面白い。ワインのことを少し知るだけで、ブドウの種類や産地などから味をある程度は予想できるようになり、自分好みのワインを選べるのだ。
さらに、もっといろんなワインを飲んでみたいと思うようになり、シドニー郊外にあるワイナリーツアーに参加した。まぁ、これは楽しかったです。朝から夕方まで５ヵ所くらいのワイナリーを巡り、1ヵ所で5種類くらいのワインを試飲させてくれる。少しずつしか飲まなかったのだけれど、最終的にはベロンベロンになり、ワインの味なんてわかりゃしない。意識をまともに保っていた間に飲んだワインはどれもおいしくて、且つとても安かった。1本1500くらいからで買えたと思う。
遠くに行けなくても大丈夫。ワインのオンラインイベントに参加するという方法もあります。最近、参加した北海道ワインのオンラインイベントは、事前に送られてきた北海道ワインを飲みながら、北海道ワインの魅力やワインに合う料理のレシピを知ることができて、とても有意義だった。
他にも、オンラインで参加できる、いろんなワインイベントがあるようです。
本当はおいしいのに、自分がおいしいものに出合っていないだけということは割とある。なので、時には自分の好みを疑って新しいものに挑戦すると、思わぬ発見があるかもしれない。
そういえば、山梨の勝沼ぶどう郷のワイナリー巡りをしたいと思いながらも、まだ行けていないなぁ。全国旅行支援期間中に行ってみたいなぁ。
