文章を書くのが得意ではなくても、「好き」ならぜひブログを書いてみてほしいと思う。私は6年以上、ブログを書いているのだけれど、頭がはっきりしている限り、ばあさんになっても書き続けたい。
私なりのブログを書く楽しさは、主に3つある。
1つ目は、インターネットを介してではあるけれど、人との繋がりが感じられることだ。私は3年毎に転々としているので、引っ越すたびに友達がゼロになる。且つ、会社に勤めていないため、同僚もいない。誰とも口を聞かない日が何日も続く、割と孤独な生活を送っているのです。
「あのね、今日こんなことがあってね・・・」
と、誰かに話すようにブログを書いているので、誰かが自分のブログを読んでくれたときは、とおぉ～っても嬉しい（泣）。「あぁ、私はひとりじゃないのね」と思う。
2つ目は、自分のことを改めて理解できることだ。ブログを書くとき、自分が感じたことや自分の考えを深く掘っていく。すると、普段、気づいていなかったような気持ちや考えにたどり着くことがある。
今もこの文章を書きながら、私はブログを書くことで「ひとりじゃない」と思っていたのだと気づかされる。誰かにいろんなことを伝えるために、自分と対話し、考えを整理することができるのだ。
3つ目は、日課ができる安心感かもしれない。私はほぼ毎日、朝と夕方、決まったコースを散歩しているのだけれど、散歩ができないと「あぁ、今日の夕陽はどんな感じかな・・・」となんだか少しソワソワする。
それと同じように、ずっとブログを書いていると、書かないと落ち着かなくなってくる。読まれているかどうかは関係なく、書かないとなんだか１日が終わらないような気がしてくるのだ。1日の中に、そんな欠かすことのできないアクティビティがあったら、幸せですよね。
ブログは、開かれた自己表現の場だと思う。「こう書かなければならない」とか「こんなことを書くとみっともないかな」とか、あまり気にせずに、好きなように書くのがいいのではないでしょうか（誰かを傷つけたり、法に触れたりしない限り）。いろいろ気にしすぎると、楽しくなくなって続かない。
勝手にブツブツと大きな独り言を綴って、それが自然と誰かの暇つぶしたる読み物になっている。自分のブログが、そんなふうになればいいなと思う。
