しばらくさぼっていた写真の練習を再開するために、須磨離宮公園に行くことにした。とても広くて、いろんな植物があるようなので、写真の練習にはもってこいだ。ところで昔、須磨区に6年も住んでいたのに、ここに来たのは初めて。住んでいる街のことは、意外と知らないもんです。
さて、広大な園内を、炎天下の中すべて周っていたら干しあがってしまう。今回は、バラ園(?)に絞って撮影することにした。
バラが美しいエリアに足を踏み入れると、思わず「おぉっ!!」と声を上げそうになった。想像していた20倍くらい広かったからだ。足元には、赤、ピンク、黄、白色などのいろんな種類のバラが咲き咲き乱れている。普段、こんなにもたくさんのバラに囲まれることはないので、なんだかリッチな気分になる。
バラに近づくと、とてもゴージャスな香りがする。ローズの香りを嗅ぐと、ちょっと女子力が上がりそうな気がするのはなぜでしょうね。
緑に囲まれて上品に花々が咲き誇っている園内は、どこかヨーロッパの雰囲気が感じられた。ロンドンで城を訪ねたことがあるのだが、庭がこういう雰囲気だったような気がする。噴水の側に、紅茶でも飲みたくなるような、素敵なテーブルとイスが置いてあるのがまたいい。
ちなみに私の一番のお気に入りは、この燃えるように咲いている赤いバラ。メラメラと炎が燃え盛っているような情熱の赤です。
それに対してこちらのバラの赤色は、トーンが少し暗くて落ち着いた雰囲気。バラにもいろんな種類があるようで、面白い。人間と同じだ。
もっといたかったのだけれど、暑すぎてギブアップ・・・。写真の練習場所としては申し分なかった。花、噴水、建物、人など、撮るものが山ほどあり、何を一体撮るべきなのかわからなくなるほどだった。
バラ以外にも見どころはあるようなので、もう一度来ようかしら。