わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

【雪遊び】かまくらの中で、但馬牛の61部位を食べつくす!

「かまくらの中で、ごはんを食べてみたい!」という夢を叶えるべく、兵庫県北部にある『たじま高原植物園(https://tajima-garden.jp/kamakura/)』へ行くことにした。なんでも、かまくらの中で但馬牛が食べられるという。

朝来市を過ぎたあたりから雪が多くなり、たじま高原植物園に到着すると、この景色!建物の入り口が塞がるくらいの積雪です。

スタッフいわく「今日はまだ少なめですよ。普段は3mくらい積もりますから」とのこと。自宅から車で約2時間半走っただけで、こんなに気候が違うとは。兵庫ってすごい。

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お目当てのかまくらは、こちら。「丸くないなぁ」と思っていたら、雪が降りすぎて埋もれてしまったのだそうです。

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中は広々としていて、まるで居酒屋の個室のような雰囲気!電気まである。

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でも、壁はすべて雪でできているので、吐く息が白くて寒い。

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こちらが今回注文した、但馬牛の61部位の食べ比べプラン。部位ごとに、きれいに解体されています。

一番左端と一番右端、一番上と一番下など、可能な限り部位を離して食べるのがお勧めなのだそう。部位が近い肉を続けて食べると、味の違いがよくわからないかもしれないからとのことです。

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さっそく、肉を焼いていく。確かに部位ごとに、味が違って面白い。脂身が多かったり、淡白だったり。そして何より、普段食べるスーパーの肉の何倍もおいしい。こうしていろんなことに感動しながら、始めはゆっくり肉を焼いて楽しんでいた。

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が、30分もたつと寒すぎて、私はじっと座っていられなくなった。なぜならば、肉を焼いているとはいえ、雪に囲まれており、冷凍庫の中そのものなのだ。

肉が焼けるまで立ったり座ったり、外に出て他のかまくらの中の様子を覗き見てみたり、体を温めるためにウロウロし出す。

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外は、こんなに雪が!

そしてしまいには、この冷凍庫からいち早く脱出するために、ジャンジャン肉を焼きまくり、2人とも立って食べるようになってしまった。完全防備で来ていたが、足元がとにかく冷える。

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61部位、完食!

急いで肉を食べた後、食後の運動のために植物園を少し歩くことにした。見渡す限りの雪。人が既に歩いた轍を歩かないと、足がズボッと雪の中に埋もれて、前に進めないレベルだ。

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大の字になってダイブができる、まだ踏み荒らされていない、サラサラとした雪を探す。よしよし、この辺がいいかな。ふんわりしていて、きれいに「大」の跡がつきそうだ。

「せーのっ!うわぁ!!冷たい!」

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きれいな雪に、私がここに来た証がくっきりと残った。まるで何かの事件現場のよう。

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「かまくらで但馬牛を食べる」は、非日常感がめちゃくちゃあってお勧めです。兵庫県内在住なら日帰りでも行けるだろうし、植物園までの道中も楽しいですよ。雪景色を眺めたり、途中で道の駅に寄って買い物をしたり。

ところで、どうして人は、雪の中だと小声でしゃべるようになるんでしょうね?