今日は、こないだ大芝生広場の小川で見つけた「ジョウビタキ」の写真を撮りに、三木山森林公園へ行くことにした。
雨が上がり少し晴れ間が出て来たものの、手袋なしで写真を撮っていると手がかじかむ。散歩をしている人もまばらな中、鳥のさえずりに耳を澄ませながら野鳥を探す。
小川沿いに歩いていると、木に10羽くらい小鳥がいるのを発見!ものすごく俊敏に枝から枝に移動していて、双眼鏡で追うのが難しい。
やっとのことで捉えられたのは「シジュウカラ」。写真では見えないけれど、お腹に黒い線があるのを確認しました。”シジュウカラは、黒いネクタイをしているかのような模様”と野鳥図鑑に書いてあるので、間違いなさそうだ。なんだか昔可愛がっていた手乗り文鳥に似ていて、ほろっとする(涙)。
同じ木で、シジュウカラとは違う小鳥も発見。野鳥図鑑を見てみると「エナガ」のよう。”シジュウカラの群れに混ざることがある”と書いてある。ぷーっと膨れたまんまるい姿が愛らしい!
そして、お目当ての「ジョウビタキ」を激写!やっぱり小川に近い木にいました。お腹がオレンジ色なので、見つけやすい。「ピッピッ」と、小刻みに高い声で鳴いてくれて可愛い。これで「ガーガーッ」とやかましく鳴かれたら、ちょっとイメージと違って驚くかもしれない。高い声で可愛らしく話しそうな子が、酒焼けしたしゃがれ声で男前に話し出したときのように。
ちなみにジョウビタキは、冬にチベットや中国の東北地方から日本へ渡ってくるらしい。小さいのにすごい飛距離ですね。
他にも、ちょっと照れ屋のカモ(照れているように見えませんか?)や
車で近づいても、なかなかどいてくれないハクセキレイもいます。この鳥は道路でよく食べ物を探しているのだけれど、いっつも轢かれるギリギリくらいにならないとどいてくれない。
君、だあれ???
自宅に戻り、温かいチャイをすすりながら、撮った写真をパソコンで見る。「あぁ!!またピントがあってない!」「よっしゃー!!これはうまく撮れたぞ!」などと言いながら、写真を編集したりするのもまた楽しい。
野鳥をアップで見られた非日常感と、それを上手く写真に納められた満足感を味わい、今日も平和に1日を終えたのでした。