朝飲むコーヒーに、尋常じゃないこだわりがある。酸味は一切いらない。苦みがしっかりとあり、しかし強すぎないのがいい。地獄のように熱々で飲みたい。きっと85度くらいが適温だ。
こんなふうだから、市販のコーヒー豆では満足できない。業者レベルの量の豆を仕入れて、週1回くらい、せっせと自宅で焙煎しているんです。ちなみに、これはマンデリンというインドネシアの豆。酸味が一切なく、適度に苦みがあるので気に入っている。
今日も、豆を焙煎することにした。「自家焙煎」と聞くと難しそうに聞こえるかもしれないが、自宅のガスコンロで簡単にできる。
この丸い陶器の中に、洗った豆を160gくらい入れる。そして、木の柄を持って陶器を火であぶりながら、左右に振り振りするだけ。私は、豆がイカ墨級に真っ黒になるまで、約15分焙煎します。
振り振り、振り振り。すると、豆がパチパチッと音を立て始める。香ばしいコーヒーの香りが台所に広がる。始めはこんな色ですが、徐々に色づいていきます。
振り振り、振り振り。パチパチッ。コーヒーの豆らしくなってきましたね。写真なんか撮っていたものだから、ちょっと焦がしちまったよ。豆の焙煎が進むと、コーヒー豆の皮(?)がガスコンロに飛び散ります・・・。
さらに振り振りすること、数分。15分以上がたち、豆は真っ黒に。そろそろいいかな?
激熱の陶器から慎重に豆を取り出す。そして、少し冷ます。
こうして作ったこだわりの自家焙煎コーヒーを、毎朝飲むのを楽しみにしている。コーヒーがおいしいと、1日を気持ち良く始められる。仕事の途中で飲むコーヒーがおいしいと、リラックス度合いも違ってくる。
明日の朝も、おいしいコーヒーが飲めて幸せだ。