いつも週末に畑仕事をしていたのだけれど(主に旦那が)、最近は晴れの日が続いているので、平日も水をやりに行くことにした。
畑に行くのは楽しい。蒔いた種から芽が出て、野菜たちの成長を見られるのは感動です。
こちら、トマト。素人なので、トマトの芽なのか雑草なのかよく分からない。
大根は成長著しいですね。
小松菜も大きくなっています。いつ収穫していいのだろう。多分、間引かないといけませんね。
人参も育ってきました。これも発芽したての芽は、雑草との区別がつかない。もしかしたら間違って、いくらか人参の芽を引っこ抜いてしまったかもしれません。
ちょっと成長が遅いのがピーマンとパプリカ。あまり芽が出ていない。
これはパプリカの芽なのか?それとも雑草なのだろうか・・・。とりあえず、分からないからそっとしておこう。
汗だくなりながら水をやったり、雑草を抜く。蝶がひらひらと飛んできて、小松菜にそっと止まる。ゴーヤの葉をかじっている虫をどかしても、気が付いたら戻ってきている。そんな光景を見ていると、ホッとするのはなぜだろう。眉間にしわを寄せてパソコンの画面をにらんでいるよりも、畑で他の生き物に交じって無心で作業をしている方が”生きている感”が味わえる。
帰り際、知らないおじいちゃんに声を掛けられた。「いつ?」「??畑作業し出したのですか?」「違う違う。このお花が咲くのはいつかな?」とおじいちゃんが指さしたのは、南国にありそうな大きくて幹の太い変わった植物だ。貸し農園の道路沿いのスペースに植えられている。「去年、きれいに咲いてたから、まだかなと思って見に来たんや」。人の家の花を盗んでいく人もいれば、近所のお花が咲くのを楽しみに見に来る人もいるのだ。
自然と人との何気ない会話に、なんだか心が温かくなって帰路に着いた。引越しして今日でちょうと2カ月。のんびり新しい生活を作ろうじゃないか。