わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

11/2(木) 憧れの地!ダラムサラに到着

デリーから国内線を乗り継ぎ、90分でダラムサラに着いた。プロペラ機から降りると、かなり雲がかかってはいるが、後ろに雄大な山々が連なっているのが見え、ダラムサラの自然美への期待が膨らむ。

ホテルの送迎車に乗り込み、急カーブが続く山道を上がっていく。相変わらずインドの街は、道にゴミが散らかり、のっそのっそと歩く牛がいた。こういう光景を目にすると、あぁ、やっぱりインドに来たんだなぁとニヤニヤしてしまう。

さて、今回泊まるのは、ダラムサラの中心地にある「The Posh Hotel」という宿だ。1泊5千円級のうらぶれたホテルだが、雰囲気がラダックで泊まった宿に似ていて、なんだか親しみを感じてしまった。

 

しかもラッキーなことに、きれいな景色の見えるバルコニー付きのいい部屋にアップグレードしてもらえた。難点なのは、暇をしている受付のおっさんたちの話し声がやかましいことです。

宿はまあまあ清潔だが、掃除が甘い。今日は疲れたからもうこのまま寝るけれど、シーツは明日変えてもらわねばならない。スタッフが男ばかりの宿は、掃除が行き届いていないことが多いのだ。

ホテルで少し休んだあと、切らしてしまった歯磨き粉と追加のミネラルウォーターを買いに行くことにした。

マクロードカンジの細い路地には、宿や日用品店、レストランがひしめくように並んでいる。下からどんどん車が上がってきて、人のすれすれを平気で走ってゆくので、いつか轢かれるんじゃないかとヒヤヒヤする。

小さな歯磨き粉を35円くらいで買い、チベットの雑貨屋を少し物色。その近くにチベットマッサージ屋があるではないか。

「マッサージ受けたいの?セラピストに電話してあげるよ」

誰もまだ受けるとは言ってないが、チベット人のお兄さんがセラピストを呼んでくれた。60分で2000ルピーだから、3600円くらいか。

チベットマッサージは、圧が強めのオイルマッサージのようで、とても気持ちがいい。私の凝り固まった肩甲骨をチベット人のおばちゃんはゴリゴリとほぐす。

ちょっと熱いがいいか?と聞かれたので、何なのかわからないが、いいよと答えると、ふぅっとまるで火でも消したかのような息が聞こえた。え?どうゆうこと?と思った瞬間、背中にたばこの根性焼きかと思うような熱さが走った。

「あっつ!」

何かよくわからないが、凝りかたまった場所を熱々の何かでポンポン叩いているらしい。ハーバルボールかもしれないが、見えないので熱さに怯えながら施術を受けるしかない。

この熱い何物か以外は、とても気持ちが良いマッサージだった。飛行機に長時間乗って固まっていた体が楽になった気がする。

どこかで夕食を摂ろうかと思ったが、寒くなってきたので、ホテルで食べることにした。昼間は20度くらいだが、日が落ちると、15度くらいになるようだ。

ダラムサラは小さな街で、人も穏やかそうだ。細心の注意は払うが、女性1人で歩いても問題なさそう。いろんな店に、ダライラマの写真が飾られているような街で、悪事を働く奴はそう多くはないのではないか。

さぁ、夜ご飯は何を食べようか。野菜が不足してるから、ベジのトゥクパかな。

#インド #旅行 #ダラムサラ