わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

趣味や面白いことがない!?こんなにありますよ ~No.8 映画でいろんな世界を知る~

最近、毎週のように映画を観に行っている。それも「シネリーブル」でばかり観ています。「シネリーブル」が好きな理由は、まず映画館が小規模なので人が少なくていい。昨日もフランス映画を観てきたのだけれど、周りには数えるほどしか人が座っていなかった。1人で観に来ている人もチラホラ。「土曜日の夜だけど、この映画館の経営は大丈夫なのだろうか」と、ちょっと心配になる。

それから、上映作品がとてもユニーク。ハリウッド映画のような今流行の映画ではなく、あまり宣伝されていないけれど、キラリと光る独自性の高い作品を多く上映している。ちなみに、ここ数週間で私が観たのは、インド、アメリカ、フランス映画と、さまざまな国の映画を上映してくれているのも嬉しい。映画を観て、海外旅行気分を味わうことができます。

そんなユニークな映画鑑賞をどう最大限楽しむか。

まず、私は、わざわざ新快速電車に40分くらい揺られて、隣の県のシネリーブルに行く。生活圏を離れて、非日常感を存分に味わいたいからだ。近所だと映画館を出た瞬間に、なんだかすぐに現実に引き戻されるような気がして、もったいない。

それから、昼ではなくて、夜の部を観に行きます。人が少ないということもあるけれど、映画を観た後に美味しい物を食べれば、楽しさが2倍になる。ちょっとお酒でも飲めば、私の場合は楽しさが3倍になります。それに、夜、1人でポツンと家にいるよりも、外で楽しく映画を観て帰宅し、「あぁ、面白かったなぁ」と思いながら眠りに就いた方が幸せだ。

もちろん、最も楽しいのはやはり映画を観ている時間です。映画は本当に素晴らしいと思う。いろんな国のいろんな人の人生を観させてくれる。たとえば、同性愛者のアメリカ人メイクアップアーティストが、どのようにして成功し傲慢になり死んでいったのかというドキュメンタリー。

www.uplink.co.jpあるインド人が、貧しい子供たちのために無料で塾を開き、同業者から暗殺されそうになりながら、有名大学へ入学させたという実話。

spaceboxjapan.jp

同性愛者であることをカミングアウトできず、辛い思いをしているフランス人男性が、素晴らしい仲間に囲まれて、自分を受け入れ解き放って行く話。

flag-pictures.co.jp

私は、映画を通していろんな世界に触れることで、普段、生活している小さな籠の中から外に出て、少しだけ自由になれる。それに、成功していようがしていまいが、どの映画の主人公も何かしらの苦悩と戦っているのを観て「皆、いろんな悩みを抱えながら生きているんだ。私も頑張ろう」と、どこかホッとする。

次はどの映画を観ようかな。もうすぐワインを題材にした映画が上映されるようなので、ワイン好きとしては待ちきれない。ワインを持ち込んで観ても良いことにしてくれないかな。