「楽しいことがない」という人に勧めたいアクティビティ4つ目は、「写真を撮ること」です。もちろん上手に撮れることができれば嬉しいが、最も楽しいのは、写真に収めたくなるような風景や物との出合いだと思う。自分の心が震えた瞬間を切り取って、写真という形で人に共有し、感動を分かち合えればなお楽しい。
私が写真を始めたきっかけは、3ヵ月間アジア各国を1人旅したことだった。美しい景色を見るたびに「この素晴らしい景色を、他の人にも見てもらいたい！」と思い、写真を学ぶことにしたのだ。
上述の通り写真を撮る楽しさは、写真を撮るためにどこかに出掛けることだと思います。私は風景写真を撮るのが好きなので、たまには美しい場所へ行くようにしている。そして「わぁ！きれい！」とか「素敵！」とか思いながら、無心でシャッターを切る。そんな時間がとても好きです。もっと観察眼が鍛えられれば、特別な場所へ行かなくても、日常の中に美を見出せるようになるようですが。
それから、たくさん写真を撮っていると段々上達してくるので、それもまた楽しい。私は昔、写真学校に通い、カメラの機能や良い写真を撮るために大切なことを学んだのだけれど、写真が見違えるように良くなった。写真に限らず、自分の成長が感じられれば嬉しいもんです。
その一方で、これは私の場合ですが、上手に撮ることにフォーカスしすぎると、上手く撮れないことがストレスとなって、楽しくなくなるようです。なので、自分が「いいなぁ」と思うものを、継続的に撮り続けられるようにしたい。せっかくの楽しみを止めてしまってはもったいない。
そして、これは、今後やってみたいことなのだけれど、写真仲間がいればもっと楽しいのかなと思う。たとえば、仲間とどこかに出掛けて写真撮影をし、お互いの写真を見せ合う。同じ場所にいても、それぞれ違った写真を撮るだろうから面白いし、人の写真を見ると勉強になる。それに「ここ綺麗だったね～」などと、たわいもない会話ができれば「人との交流」という別の楽しみも生まれるのではないでしょうか。
というわけで、好きだけれどサボりがちな写真をもっと楽しむべく、写真仲間を探してみようと思います。写真の腕が向上するうえ、新たな仲間もできて一石二鳥です♪
