四六時中、椅子に座って、パソコンをカチャカチャする日々。「あぁ、今日も運動しなかったなぁ」と思いながら何週間もたち、ついにその代償を払うときが来た。
クワを振りかざして畑仕事をした翌日、右の腰に激痛が・・・。ガッチガチに固まった体を突然動かしたため、痛めたようだ。接骨院へ行っても、ひ弱な女性の鍼灸師さんに「硬すぎます・・・」と言われて治らない。しょうがない。針のスペシャリストがいる土曜日に出直すか。
「これはヤバいですね、ふふふ」と言いながら、そのお兄さんはがっしがっし背中や腰をほぐしていく。そして、針を打ってもらうと、ビーンっ！！ととんでもない痛みが走る。ちょっとこの痛さが怖いのだけれど、後ですごく体が楽になるのだ。老廃物が溜まりすぎで体が固まっているというお兄さんに、どうすればこうならずに済むのかと聞いたら「運動です」と即答された。やっぱり。
翌日、有馬富士を登って、体を動かすことにした。山頂まで片道50分程度の気軽な登山で、気持ちの良い汗をかいて、何だか気分もスッキリ！ここ最近、ずっと体が重くて調子が悪かったけれど、登山をした翌日は気分が晴れて体も軽くなり、本来の調子を取り戻せた気がした。
忘れがちだけれど、充実した生活を送るために仕事があるのであって、働くために体を壊すのは本末転倒だ。一番大切なのは「体」です。体調が悪くなるとイライラして効率が下がるし、何より自分が好きでしているいろんなことを楽しめなくなる。文章を書く仕事も畑仕事も、全部、好きでやっているのだから、楽しめる心の余裕が常に欲しいもんです。
