わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

趣味や面白いことがない!?こんなにありますよ~No. 32 焼き物の産地巡り~

焼き物に興味はありますか?

私は焼き物が好きで、信楽焼き、美濃焼、益子焼、丹波焼と、焼き物の産地巡りをしています。

焼き物の魅力は、何と言っても、あの人の手で作った温かみが器に宿っていることだと思う。左右アンバランスにくねっと曲がった様や、不均等な曲線など。一見、不格好に見える不完全さが、私にとっては個性的に感じられ、気に入った器を自宅に持って帰らずにはいられなくなるのです。

そんな楽しかった焼き物の産地巡りを、ちょっと回想してみることにします(また行きたくなるなぁ)。

無数に並ぶ器にワクワク!お気に入りの一品を見つける楽しさ

焼き物の産地へ行くと何が良いのって、いろんな種類の器を見られることです。器の販売店や窯元がたくさん並んでいるので、器を1つひとつ手に取って眺めながら、お気に入りの一品を見つけるのはとっても楽しい。しかも、いくらか格安で手に入れられることもある。

どこの産地へ行くか迷ったら、全国の焼き物を紹介してる「やきものの里めぐり」という本をパラパラとめくる。そして、自分好みの焼き物の産地へ行くことにしています。焼き物の雰囲気や特徴は産地によって違うので、巡り甲斐があるのです。

陶芸体験や郷土料理なども盛り込めば、楽しさ2倍

陶芸体験もオススメ。土を練って、ろくろを回して、自分の作りたい形や大きさに土を整えていくのだけれど、めちゃくちゃ難しかった。その分、後日、窯で焼かれて出来上がった器が自宅に届いた時の感動はひとしおです。しかも、その器を使うたびに、楽しかった陶芸体験や焼き物の産地巡りのことを思い出せる。

これはね、絵付け体験です。ろくろの写真はどっかへ行ってしまった・・・

あとは、郷土料理や地酒を味わうのも、焼き物巡りの楽しみの1つ。益子では、11月の寒い夜に、日本昔話に出てきそうな懐かしい雰囲気の古民家のお店で、猪鍋をほふほふしながら食べたのだけれど、これはもう最高だった。もちろん器は、素敵な益子焼だった。

「夕飯なんか作ってられるか」という日は、ぜひ器マジックを

こうして家に連れて帰った素敵な器に盛り付ければ、いつもの平凡なごはんも、めちゃくちゃおいしく感じるから不思議。

これは丹波焼(お椀だけ益子焼)に普通のごはんを盛った様子

しかも、「夕飯なんか作ってられるか」という日は、スーパーで買った総菜を上手に盛り付ければ、一瞬で豪華な夕食を準備することができるのです。

ちなみに、美味しく見える盛り付け方をネットで調べてみたのだけれど、コツは、こんもりと高さを出して盛ることと、お皿に余白を作ることなのだそうです。確かに、パスタなんかは、べちゃーっとお皿に盛るよりも、ちょっと三角形を意識しててっぺんを高く盛った方が、おいしそうに見えますもんね。

また焼き物の産地へ行きたくなってきた!次は、備前焼とか買いに行こうかなぁ。