わたしはわたし👞

~国内外を転々としながら楽しい生活をめざして奮闘中~

8/17(水)2年半ぶりの海外☆タイ・サムイ島へ ~出発編~

旦那に「心配だなぁ」、母に「コロナ禍によう行くわ」、接骨院のお姉さんに「タイ!?」と大声で驚かれながらも、私はついにタイ・サムイ島へやってきた!関西空港を出てから、ホテルに到着するまでに、印象的だったことをここに記録しておきます。

まず、関西空港の国際線フロアは、半分死んでいる状態だった。電気が消えて閑散としている。なんて物悲しい光景なのだろう。一方で、タイへ行く人は割と多いようで、Thai Airwaysのチェックインカウンターには行列ができていた。チェックインカウンターに並んでから手続きが終わるまで、小一時間くらいかかったと思う。手続き自体は、コロナ前とさほど変わらない。新しいことと言えば、ワクチン接種証明書と帰りのフライトスケジュールを提出したくらい。注意すべきは、空港内のたくさんの店が休業になっていることです。唯一営業していた売店でおにぎりを買えたけれど、危うく朝食難民になるところだった。

次に印象的だったのは、キャビンアテンダントのコロナボケ(?)。キャビンアテンダントは、マスクとゴム手袋をしていることを除けば、以前と変わりなくキビキビと接客をしているように見えた。が、「フライト数が減って、仕事の調子を完全には取り戻せていないのかしら?」と思うことがあったのだ。

飛行機に乗ることが、こんなにワクワクしたことがあっただろうか!

たとえば、飛行機がガタガタと揺れながら滑走路を走り抜け、ふわっと宙に浮き離陸した瞬間、斜め前の荷物入れのカバーがパカッと開いた。そして、荷物入れからリュックが落下し、毛髪が少ないおじさまの頭を直撃した。キャビンアテンダントが、離陸前にきちんと閉まっているかどうかを確認し忘れたのだろう。

もう一つある。我々が食べ終えた機内食を、キャビンアテンダントがカートに回収している時だった。突然、カートの扉がぷらーんと開いて、回収した機内食のトレイが床にガシャンと落っこちたのだ!残飯が床に散らばり、まぁ悲惨なことこの上ない。が、タイ人のキャビンアテンダントは「あらあら、やっちゃったわね」という感じで、まさかの笑顔。サッと片づけて行ったけれど、床には何かの汁がこぼれたまま。しかも、私の席の横の通路だったのです・・・。

私はこのカレーを白いシャツにこぼしましたよ

そして、最も驚いたのは、タイの空港のカオス!バンコクのスワンナプーム空港に到着するまでは、乗客はみなマスクを着用していた(ほとんどが日本人かタイ人だった)。が、スワンナプーム空港に入ると、うじゃうじゃいる西洋人たちは、マスクなんかしてやいない。ベンチやらレストランやらで、ペチャクチャおしゃべりしながら飲み食いしている。もう、飛沫天国ったらありゃしない。私が入ったレストランは、テーブル間の距離がほぼなく、密中の密。私は感染しないか、気が気じゃなかった。高いくせにさしておいしくもないタイ料理を、さっさと平らげて、この場を去ろうと必死だった。が、激辛で、食が進まないこと進まないこと・・・。ちなみにバンコクからサムイ島行きの飛行機の中でも、西洋人たちはマスクを着用していなかった。

今回タイへ来て思ったけれど、海外旅行の門戸は、もう開かれている。きちんと書類さえそろえていれば、簡単に入国できるのだ。ただ、感染者数が過去最多を記録し、マスクを着用していないと白い目で見られる日本人と、「コロナ?あぁ、そんなのあったね」状態のような国の出身者との間に、コロナに対する意識の差がかなりあり、それが私を落ち着かせなくした。心配しすぎるのもどうかと思うけれど、ノーマスクの人たちのおかげで、感染しやしないかと冷や冷やすることが多くて、純粋に旅行を楽しめていないような気がした・・・。