健康意識の高い私は、いろんな「体にいいこと」をしている。
たとえば、漢方の服薬。というのも、去年11月に寒くなってから、定期的に体調を崩すようになったからだ・・・。どうもエネルギーが足りていないよう。ひどいときは、少し活動するとあくびが止まらなくなって、横になるしかなくなる。
こういうときに頼りになるのは、東洋医学です。西洋医学の病院へ行っても、原因不明で帰されますから。
「エネルギーを作り出す力と、血液を体の隅々まで運ぶ力が足りていませんね」と漢方薬局で言われ、1日2回、漢方を飲み続けている。
他には、番茶に「大和当帰」という生薬が入ったお茶も飲んでいます。「当帰」は補血や婦人科系の疾患に効果があったり、体を温めたりするそうだ。
生薬入りなどと聞くと、飲みにくそうに思うかもしれないが、味は至って普通。ただ、香りに多少の「クセ」があり、それがたまらない。
スーパー銭湯に「よもぎのスチームサウナ」とか「漢方の湯」のようなものがありますよね？あぁいう匂いを嗅ぎながら、お茶を飲むイメージです。
あとは、お灸をすることもある。
ライターでお灸の先っちょに火を点けて、気になる症状に対応しているツボに貼り付ける。薄っすらと煙が出て来て、皮膚が温かくなってくる。1分くらいたったら、剥がして捨てるだけ。
実際、どれくらい効果があるのかどうかはわからないが、なんだか気分的に良くなるような気がしてやっています。薬局で簡単に手に入りますよ。
私がこのように健康に気を配っているのに対して、旦那の生活は不摂生極まりない。長時間座りっぱなし、炭酸飲料やジュースの多飲、炭水化物と肉中心の食生活に加えて、欲望のままに食べたいものを食べたいだけ食べている。
「ふふふ。なんて不健康なのかしら」
健康面では、私は旦那よりも優位な立場にあると思っていた。
が、ある日、旦那を連れて、行きつけの漢方薬局にいった時のこと。2人の健康指数のようなものを測ってもらって、ひっくり返りそうになった。なぜなら、旦那のスコアは100点中95点で、私は69点だったからだ！
「素晴らしいです！何も言うことはありません」と漢方薬局の店員さん。
な、なぜなんだ・・・。私は、こんなにいろんなことを律しているのに。むしろ、食べたいものを好きなだけ食べて、したいことを好きなだけした方が、ストレスが少なくなって逆に健康になるのか？！
そんなことをして、健康スコアが30点になったら困るので、不本意だけれど私は「体にいいこと」をこのまま続けていきます・・・。
